2020年10月9日、中国・aseanビジネス協議会(略称:協議会)とicapが、北京で戦略提携協定締結式を行い、元中国駐日本商務部アジア司呂克倹司長等が参加した。
中国商務部アジア司呂克倹司長(中)、中国・aseanビジネス協議会許寧寧執行理事長(右)
今年に入ってから、中国とaseanの貿易、投資は勢いに逆らって拡大し。中国とaseanはお互いに1位の貿易相手国であり、また重要な投資パートナーである。双方の産業には強い補完性があり、幅広い範囲で協力が可能で、潜在力も大きい。さらに、新型コロナウィルスの世界的な流行で、地域協力の重要性が一層明確なものとなり、生産拠点と消費者市場との距離短縮は、産業チェーンのリスクを回避し、地域経済の循環を促進させる。
協議会とicapとの提携協定の締結により、icapは協議会の協力と得て、asean加盟国との貿易、投資などの協力を加速させるとともに、より多くの中国企業が協議会とicapとの協力プラットフォームを通じてasean加盟国への進出し発展すると期待できる。
中国・aseanビジネス協議会(cabc)は、中国とaseanの5つの対話・協力ルートの1つであり、中国とaseanの経済界を代表する交流協力システムである。 1997年4月、中国貿易促進委員会とasean商工会議所は、中国・aseanビジネス協議会の設立に向けた協力覚書を上海で締結した。 2001年11月6日、第5回中国・asean首脳会議において、中国とaseanは、中国・asean自由貿易圏の設立について合意した。 11月8日、インドネシアのジャカルタで中国・aseanビジネス協議会の設立総会と第1回会合が開催され、中国朱鎔基総理とインドネシアのメガワティ大統領が出席し、理事会の正式な発足を発表した。同時に、理事会の第1回会合がジャカルタで開催され成功を収めた。