翰宇薬業曾少貴董事長(前列左から1番目)、富士薬品株式会社高柳昌幸社長(前列右から1番目)及び
icap董事、広州バイオ医薬産業投資ファンド宋司筠総経理(後列左から3番目)等が契約締結式に参加
中国の高尿酸血症の患者数は1億7000万人にのぼり、そのうち8000万人以上が痛風患者である。現在、毎年9.7%の増加率で急速に増得ている。2020年の痛風患者数は1億人に達する見込みであり、現在、痛風は糖尿病に次いで中国で二番目の代謝性疾患となり、無視することができない健康の危険信号である。
同プロジェクトの痛風治療薬はtopiroxostat(トピロキソスタット)と呼ばれ、2004年に富士薬品にが研究開発を開始した新型の非プリン骨格選択的キサンチンオキシダーゼ阻害薬である。トピロキソスタットの商品名はtopioricで、2013年6月28日に日本において、痛風及び高尿酸血症の治療薬として販売が承認された。。
現在、主な臨床薬はアロプリノールであり、アロプリノールはプリン類似体であり、必然的にプリン及びピリジンが他の酵素の活性の代謝への影響を引き起こすため、アロプリノール治療では、より高い薬物レベルを維持するために、高用量の投与が必要である。これにより、薬物の蓄積で深刻また場合によっては致命的な副作用をもたらすこともある。非プリン類xor阻害剤であるトピロキソスタットは、酸化xorと還元xorの両方に対して顕著な阻害効果があるため、尿酸低下効果がより強力で持続的であり、心血管系に悪影響を与えることなく、より高い安全性を有する。臨床効果はアロプリノールよりも大幅に優れており、血中尿酸値を大幅に低下させる。高い忍容性が、副作用が少なく、高尿酸血症や痛風の治療のために、多様なシナリオでの応用が期待される。icapが翰宇薬業(300199)と共同でトピロキソスタットを導入し、中国の痛風患者に新たな選択肢を提供する。